かなやんの日記blog

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【徳島ヴォルティス】7年ぶりのJ1。序盤の5節を終えて感じた弱さ。

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どうも、かなやんです。

2021年は私の地元・徳島県に本拠地を置く徳島ヴォルティスがJ1を戦っています。

kanayan-box.hatenablog.com

3月17日に第5節を終えていますが、ここまでの結果を振り返りつつ、感じたことを書いていきます。

監督不在で開幕した異例のシーズン

2020年から続く新型コロナの影響で日本では新年早々から緊急事態宣言が発令。それに伴う入国の規制により、プロスポーツ界でも外国人選手や外国人指導者が日本に入れなくなってしまいました。

徳島ヴォルティスリカルド・ロドリゲス前監督が浦和レッズの新監督に就任し、ダニエル・ポヤトス新監督を招聘したのですが入国できず。

ズルズルと緊急事態宣言が延長されたことで新外国人選手どころか監督までも不在で開幕することになってしまいました。徳島ヴォルティスにとっては文字どおり『緊急事態』です。

王者川崎に完敗してから3連敗

監督がいなくても開幕は待ったなし。監督ライセンスのない甲本ヘッドコーチを監督代行に据えてJ1開幕を迎えました。

第1節:大分戦1-1

開幕戦はアウェーでの大分トリニータ戦。10番の渡井選手がスタメンを外れ、いつも左サイドにいた西谷選手はベンチにすらいない…

それでも前半は圧倒的にボールを支配して岸本選手のJ1初ゴールで先制して前半を折り返す。

しかし、相手が修正を施した後半は状況が一変。うまくキープできなくなり同点ゴールを許し試合終了でした。

第2節:神戸戦1-1

Jリーグ杯(ルヴァンカップ)の初戦を0-1で敗れて迎えた第2節はホーム開幕戦。相手は強豪の神戸ですが、幸か不幸かイニエスタ選手がケガで不在。VIP席でオーラを放ちながら観戦しています。

試合は前半をスコアレスで折り返した後半30分、こぼれ球を拾った垣田選手のJ1初ゴールで先制。しかし、そのまま逃げ切れると思った後半42分、相手の強烈なミドルシュートをキーパーがはじいたところを押し込まれ同点。

2試合連続で先制しながら追いつかれての引き分けになってしまいました。

第3節:川崎戦0-2

リーグ3戦目は最強の王者・川崎。しかも緊急事態宣言発令地域での開催ということで徳島からのサポーターが入場できない『完全アウェー』です。

「果たしてどんなメンバーで来るのかな?」と思ったら、ダミアン選手、家長選手、三笘選手、田中選手・・・普通にベストを組んできました。逆に徳島はレンタル選手の規定で宮代選手が出場できず、渡井選手が初スタメンです。

試合は圧倒的に川崎のペース。徳島はダミアン選手のプレスに屈して致命的なミスから2失点し前半を折り返し。

後半は川崎のプレスも少し弱くなったか徳島がペースを握る時間も。しかし得点には至らず0-2のまま試合終了となりました。

第4節:福岡戦1-2

J1ホーム初勝利(2014年はホームで1勝もできなかった)を目指して昇格組同士の対決。初めて宮代選手と渡井選手が同時にスタメン出場です。

すると開始直後の1分20秒ほどで渡井選手→宮代選手とつなぎ、シュートのこぼれ球を垣田選手が押し込み先制点。その後の追加点は奪えずも、前半は徳島が優位に進めて折り返し。

「これは勝てる」と思ったのも束の間、後半8分にカウンターから同点を許してしまう。さらに後半21分すぎ、強風にあおられたボールの処理をミスし、痛恨のハンドでPK献上。勝ち越されて痛すぎる逆転負けです。

第5節:横浜FM戦0-1

5節は一昨年の王者・横浜FM。またしても徳島からの応援団は入れない完全アウェー。徳島の布陣は藤田ジョエル選手がベンチ外、垣田選手がサブにまわり、小西選手と河田選手がスタメン。

立ち上がりからマリノスのプレスが早く徳島はうまくボールがまわらず。すると前半10分、川崎戦の再現を見るかのような最終ラインのミスから失点。その後も押し込まれましたがなんとか凌いで前半終了。

後半になっても流れは変わらず後半15分、自陣でボールを奪われると前線に繋がれ失点。しかしこれはVARによって約10秒前にファールがあったとして命拾い。その後、後半24分に垣田選手を投入し2トップにしたことで徳島が押し込む時間が増えましたが時間切れ。気づけば3連敗です。

素人目に見て感じる徳島の弱さ

実は私は徳島のJ1復帰が現実的になってきた昨シーズンの後半まで、サッカーは日本代表戦しか見てなかった、いわば『にわか』です(徳島ヴォルティスの試合結果は見ていましたが)。

そんなド素人が見ての徳島の印象は「フィジカルが弱い」。垣田選手は鹿島ユースで、藤田ジョエル選手もヴェルディユースで鍛えられているのか当たり負けしていない。しかしどうも他の選手は倒されて奪われるシーンもあったりして身体の弱さが気になる。

一般人で、しかもろくにサッカー見てないやつが偉そうに言うなって話ですが、サイドを攻めあがってノーファウルで倒されてゴールキック取られるなんて初めて見たかもしれません(相手がうまかったと言えばそれまでですが)。

3連敗の期間も点差だけ見れば健闘しているように見えるけど、最低限の目標である『J1残留』をするためには勝ち点が必要。いつまでも勉強しているわけにはいかないです。

J2やJ3でずっとやっていた選手がほとんどなので経験不足は仕方ない。ロドリゲス体制で積み上げてきた組織力は負けてない。あとは一刻も早くJ1の早さに慣れることと、技術はともかくまずはフィジカルを鍛えてほしいです。

監督・新外国人選手の合流、けが人の復帰が待たれる

あとは合流が遅れているポヤトス新監督、そして新外国人選手のバトッキオ選手とカカ選手。3月22日から緊急事態宣言が全面解除になり、プロスポーツ界の外国人選手・指導者の来日が認められるので早急に来日してくれることを願います。

もっとも、来日できても2週間の隔離が必要なので、メディカルチェックなどを考えるとチーム合流は早く見積もっても4月10日くらいにはなりそうですが。監督はうまくいけば4月7日のホーム、仙台戦から指揮できるかもです。

もうひとつの心配はケガしている選手。開幕から主力のひとりである西谷選手と杉森選手が不在。公式発表はないですが恐らくはケガ。さらに開幕戦で競り合って脳震盪の石井選手、福岡戦の終盤に味方のフリーキックをまともに受けて脳震盪の渡井選手も心配。

新外国人選手の二人が合流し、程度が不明ですがケガの4人が復帰すれば戦力も整います。チームとしては6人とも主力として計算していたメンバーだと思うので復帰が待たれます。

徳島ヴォルティスのこれからの巻き返しに期待します。