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徳島ヴォルティス、J1リーグ15試合を消化して思うこと

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こんにちは。かなやんです。

2021年のJ1リーグも早や15試合を消化しました。今シーズンを日本のトップリーグで戦う徳島ヴォルティスもJ1定着に向けて奮闘中です。

徳島ヴォルティス、ポヤトス監督が合流するも苦戦中

前回の記事をアップした10試合目を終了した時点で、徳島ヴォルティスは4勝4敗2分けと大方の予想を覆す大健闘を見せていました。

しかしその後は苦戦。ポヤトス監督・バトッキオ選手・カカ選手が合流し、さらにケガで開幕を出遅れていた選手たちも復帰しましたが勝てない日々が続きました。

『ロドリゲス前監督のやり方を引き継いでいた甲本ヘッドコーチからポヤトス監督にバトンタッチして、このまま調子よくいくのか疑問』という意見もあちこちで散見されていましたが、その予感が的中してしまった形です。

第10節から1勝4敗

まず11試合目から15試合目までを振り返ります。徳島ヴォルティスはこの期間の5試合を1勝4敗と失速。各チームの消化試合数に差がありますが、5月15~16日の日程が終わった時点で順位は暫定12位に下げています。

第10節:鹿島戦0-1

鹿島戦前までの5試合を4勝1敗。さらにポヤトス監督が合流という明るいニュース続きのヴォルティス。第10節は直前に電撃的な監督交代があった鹿島と中2日で対戦。

メンバーは期限付き移籍ルールにより試合に出られない垣田選手の代わりに1トップに宮代選手。トップ下には渡井選手、中盤の右には杉森選手が入りました。

前半1分、その宮代選手と渡井選手のワンツーからチャンスも決められず。逆に前半31分、コーナーからヘディングを決められ失点。後半もボール保持はできるも攻めあぐねる。中2日の疲れもあるのか徐々にペースダウンして終了。ポヤトス監督の初陣を白星で飾ることはできませんでした。

相変わらずセットプレーの守備には課題が残ります。

第11節:柏戦1-5

Jリーグ杯(ルヴァンカップ)の神戸戦(1-0)でポヤトス監督の公式戦初勝利を挙げて迎えた第11節はアウェー柏戦。スタメンは垣田選手が戻り宮代選手がトップ下、ボランチは岩尾選手と藤田ジョエル選手のコンビです。

試合は思い出したくもない悲惨な結果。前半3分に藤原選手がペナルティーエリアに進入してシュートを打つも決まらず。その後前半9分に自陣のペナルティーエリア内でボールを奪われて失点。まあ、よくあるやつです。さらに前半27分にコーナーキック、前半30分にも失点を重ねてしまいます。

まだまだ止まらず後半3分にアーリークロスから、後半19分はカウンターで失点。後半29分に相手のクリアが宮代選手の足に当たるゴールで1点返すも、そのまま1-5の大敗を喫しました。

第12節:鳥栖戦0-2

FC東京とのカップ戦を1-1で引き分けて、またしても中二日での第12節は鳥栖が相手。前節に5失点しているので守備をどうにかしたいところ。ちなみに対戦相手の鳥栖は7年前のJ1開幕戦で5失点したチームです。スタメンはバトッキオ選手が入り宮代選手が1トップ。垣田選手はベンチスタートになりました。

試合は前半は両チーム決め手を欠きスコアレス。しかし後半10分、ミドルシュートを突き刺されて先制点を献上。後半30分にはコーナーキックからの混戦を押し込まれて2失点目。またセットプレーでやられて0-2で敗戦です。

第13節:札幌戦1-2

大分相手のカップ戦を1-1で引き分けて第13節はホームで札幌戦。11連戦のラストです。垣田選手がスタメンに戻り、西谷選手とカカ選手、ドゥシャン選手もスタメンに入りました。正直なところ、前節どうしてこうしなかったんだと言えるくらい期待できそうなメンバーです。

この試合も前半は膠着状態で進みますが前半アディショナルタイム1分にコーナーキックから垣田選手のヘディングを宮代選手が押し込み徳島が先制!久しぶりの先制点です。

しかし後半11分、垣田選手が倒されたプレーで足を止めてしまいカウンターから失点。後半33分にはDFとGKの連携ミスから奪われ逆転を許してしまいました。複数失点の悪い流れが止まりません。自陣ゴール前での致命的なミスもいい加減に改善しないといけませんね。

第14節:広島戦1-0

ようやく中5日休めた14節はアウェーで広島と対戦。スタメンはバトッキオ選手が中盤の右に入り、宮代選手がトップ下です。

前半、徳島はまったくシュートまで持っていけず広島ペース。ようやく初シュートは前半39分、岸本選手の強烈ミドル。しかし決まらず。広島の攻撃をなんとか凌いで前半は0-0。

後半も立ち上がりは広島ペースでしたが徳島も岩尾選手がボールを持ち出してペースをつかみます。そして後半18分、ボールを奪った岸本選手が垣田選手に預け自ら猛ダッシュ。3対2の状況を作り出してフリーでもらい、前に出たGKの上を浮かしてゴール!広島の終盤の猛攻も枠に助けられながらギリギリしのいで逃げ切り連敗ストップ。勝ち点3を手に入れました。

これで1年かけて勝ち点14だった2014年の記録を更新する勝ち点17。並んでから長かったですが、ついに更新。連敗ストップでダブルの喜びです。

ポヤトス監督はまだまだこれから

13節の札幌戦に敗れたあとSNSやYahooニュースのコメント欄を見ていたら、こんなコメントが見られました。

「甲本さんのほうがいい」

「同じ昇格組の福岡に置いていかれてる」

「ポヤトス監督は解任しろ」

でも冷静に考えてポヤトス監督はキャンプにも参加できていなくて、ようやくチームに合流できたのは4月15日です。

kanayan-box.hatenablog.com

リモートで練習の指示をしていたとはいえ選手が完璧に理解できるはずもないし、監督も選手の特徴を把握するのは難しかったはず。しかも合流した時期は11連戦の真っ只中。休養したらすぐ次の試合なので修正する時間もあまりなかったでしょう。

なのでまだ監督解任論を出すべきではないです。フロントも考え始めるのは降格圏に入ってからでしょう。

徳島ヴォルティスにとっては不運が重なる事態になってしまいましたが、リカルド遺産によりなんとか踏みとどまっています。

あくまで今季の目標はJ1残留・定着です。再びの降格になってしまったら主力の流出でまたイチからやり直しになる可能性も高い。逆に残留できれば主力も残り、ひょっとしたら垣田選手や宮代選手の完全移籍も実現するかもしれません。チームもより強くなるはず。

私自身もスタメンで使ってほしい選手はいるし文句のひとつでも言いたくなることはありますが、素人は黙って応援するのみ。

戦術も攻撃も守備もこれから良くなることを期待しています!